中小企業診断士の二次試験は何から手をつけて良いのかがわからないです。
一次試験(8月初旬)から二次試験(10月下旬)まで2か月半と勉強時間が限られているため、一次試験終了後にテキスト選びを開始していたのでは遅いです。
一次試験終了後にすぐにスタートダッシュを切るためにもテキストは事前に選んで、購入しておきましょう。
一次試験終了後、二次試験のテキストは品薄になりますので、一次試験前に購入されることをお勧めします。
筆者は初めての二次試験で合格する事ができました。
筆者はメーカーで生産技術、品質管理の経験が長く、試験に有利な職種ではありませんでしたが、二次試験を一発で合格する事ができました。
それなりに効率良く勉強できたからだと自負しております。
ここではおすすめテキスト、教材を紹介します。
二次試験勉強方法は下記の記事を参照ください。
おすすめテキスト
二次試験はここで紹介する2種類のテキストを徹底的にやりこめば十分です。
ふぞろいな合格答案
独学者には必携の書です。
良い解答例だけでなく、悪い解答例、そこそこの解答例もあるため、どのレベルを目指せば良いか非常に参考になります。
これを使い、ひたすら過去問演習、分析を繰り返していきます。
筆者は7年分を3周繰り返しました。
二次試験は何から手をつけて良いかわからない方がほとんどだと思います。
まずは過去問を1年分を解いて、ふぞろいな合格答案の解説を読む事で、勉強の方向性が見えてくるはずです。
「ふぞろいな答案分析」は複数年分の解答・解説があるのでお得です。
集中特訓 財務・会計 計算問題集
一次試験でも使いましたが二次試験の勉強の際にも使用しました。
一日一問で良いので、問題を解く事をおすすめします。
テキストの後半には二次試験対策を意識した問題も載っています。
あまり役に立たなかったテキスト
ふぞろいな再現答案
二次試験の勉強を開始したときに何冊も購入したのですが、ほとんど読まずにメルカリで売却しました。
二次試験の勉強においては自分の解答プロセスを確立する事が必要です。
合格者の解答プロセスを見て、参考にするといった活用法になると思いますが、あまり参考になりませんでした。
やはり過去問演習の中で自分なりの解答プロセスを確立していく事が必要です。
「ふぞろいな合格答案」に1年分の再現答案は載っていますので、それを読めば十分かと思います。
意思決定会計講義ノート(通称:イケカコ)
これも色んなブログでおすすめされています。
深く学ぶには良いですが、問題の難易度が高く、それなりに時間を要しますので、時間の無い方はおすすめしません。
財務会計を深く勉強したいという方はイケカコで勉強しても良いと思いますが、無しでも合格レベルには到達します。
スタディング(旧通勤講座)
一次試験では必要不可欠だったスタディング(旧通勤講座)ですが、二次試験は物足りません。
しかし、ふぞろいとは少し違った解答例もあったので少し参考にしました。
まとめ
- テキストはふぞろいと計算問題集でOK
- ふぞろいを使用し、過去問演習・分析を繰り返す
- 解答プロセスを早い段階で構築する事が重要