資格取得後、色々な変化がありました。知識が増え、
この記事では筆者が会社内で感じたメリットについて紹介します。
会社外や内面的についてのメリットは下記の記事を参照ください。
管理職としてチームやグループをまとめる能力が向上する
戦略的思考、論理的思考、組織論、モチベーション理論、リーダシップ理論、能力開発、評価制度について学びますが、いずれもチームやグループをまとめる際には非常に役立ちます。
筆者は10人ほどのグループのリーダーですが、企業経営理論で学んだ事が非常に活きています。
部下や後輩の能力やモチベーションを向上させ、成果につなげ、従業員満足度も高めるという事が以前よりもうまくなったと感じます。
部下との信頼関係も築くことができ、上司からも評価され、仕事がやりやすくなるという良い循環になっています。
活躍できる幅が広がり、重要なポジションを任せてもらえる
中小企業診断士の試験勉強を通じて、経営戦略、人事評価制度、マーケティング、会計、生産管理、物流、情報システム、知的財産権など幅広い知識を獲得できます。
会社を俯瞰してみることができ、物事を論理的に考えることができるようになるため、どこの部署に行っても活躍できるようになり、企画や経営に関わる重要なポジションを任せてもらえる可能性も高くなります。
昇進や昇給にも繋がりやすくなります。
筆者も自身の経験分野とは全く違う部署に異動の希望を出していましたが、希望が叶う形となり、キャリアの幅を広げることができ、重要なポジションを任されるようになりました。
戦略的思考が身に付く
外部環境や自分のグループ内や社内のリソースを考慮したテーマ設定を行うようになりました。
ある程度、挑戦的でリスクがあるが、現実的なテーマ設定でないと従業員のやる気が出ません。
よくあるのが自社のリソースを考慮せずに、あれもやります、これもやりますといった総花的な経営計画や予算書を見る事があります。
絵にかいた餅で、従業員はできると全く思っておらず、ただの自己満足資料になってしまいます。
USJを復活させた事で有名な森岡毅さんの著書「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」では戦略を下記のように定義しています。
戦略とは、何か達成したい目的を叶えるために、自分の持っている様々な資源を、何に集中するのか選ぶこと
診断士の勉強をするとこういった戦略的思考が身に付き、質の高い計画を策定することができるようになりました。
仕事の優先順位付け
筆者は製造部門で現場に近い職場で働いているのでトラブルも日常
しかし、会社内(特に大企業)には儲からなくて、本質的でない仕事や手続きが山のように存在します。
本社から目的がよくわからない仕事や利益にならない仕事を押し付けられることがありますし、上司が自分の身を守るためだけに余計な仕事を増やしているケース
サラリーマンなので全て断るというわけにもいかないのですが、意味のない仕事はできるだけスルーし、最小限の労力でや
そして捻出した時間を、
会社内で自由になる
会社にしがみつこうと思わなくなり、いざとなればどうにでもなると思えるようになりました。
また資格取得を通じて、知識を大幅に増やすことができ、自信がつきます。
会社内で注意したいこと
資格をとったからといってあるべき論や教科書的なことばかり言っ
確実に嫌われます。
謙虚さを失うと周囲からの信頼を失いますし、自分の成長も止まります。